カンファレンスの後
学会で発表?私が??
大丈夫か??
でも、やりたい。やってみたい。
こんなの初めてだけど、
誰もが通らなければならない道だ。
頑張らないと!
研修医室に戻ると、
増田くんがパソコンに向き合っている。
福岡と言ったら、
れんくんが1番に浮かんでしまう。
最近みんなと遊べてないなぁ。
増田くんも意外とそういうこと考えてるんだ笑
なんとなくいろんな人と話しづらいのもあるし、
学会の準備で忙しいこともあって、
最近は帰っても部屋に直行することが多い。
休みの日も部屋にこもることが多くなった。
部屋の外かられんくんが言ってくれる。
ドアを開ける。
れんくんはファイティンポーズをしてる。
癒される、、
学会が終わったら、
しおんともしょうやともしっかり話そう。
今はココロちゃんの死を無駄にしないように、
しっかり責任をとることが私の務めだ。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。