しおんside
夜11時。
たまたま下でしょうやと2人になる。
気まずいけど、そろそろしっかり話したい。
しょうや!
ああ、いたんだ。
おやすみ。
急いで部屋に帰ろうとするしょうや。
ちょっと待って。
なに?
話したい。
しょうやは立ち止まって、少し考えているみたいだ。
うん…
2人並んで座る。
この前のことでしょ?
僕は別になんとも思ってないし、
誰かに言うつもりもないから。
安心して。
しょうやがいつもの虚無な感じで言ってくる。
そうじゃなくて、
あれ、俺が勝手にやっただけだから。
そうなんだ。
なんか、素っ気ない。
お前はどうなんだよ。
どうってなにが?
わかってんだろ?
あなたのこと?
しょうやと初めて目があった。
俺も好きだよ。
1番仲良くなった自信ある。
そういうことを聞いてるんじゃなくて。
俺の好きも、そういう好き。
あなたのことが好きだよ。
意外と正直に言ってくるやん。
でもたぶん僕の気持ちには気づいてくれない。
もっと攻めねぇの?
結構頑張ったつもりだったんだけど、
最近避けられてるし。
一方的な愛はあなたを困らせるだけなんだよ。
それにしおんとのああいうとこ見たら
自信なくなった。
しょうやはまたうつむく。
あれは俺が無理矢理やったことやん。
だとしても、
俺、こんな感じだからさ、
あなたは友達としか思ってくれてない。
いや、あなたはお前のこと好きやろ。
お前さ、
ほんとは気付いてるんじゃねぇの?
なにが?
悔しいけど、あなたはこいつのこと好きだし、
しょうやは俺の親友だ。
言ってやろう。
あいつもお前のこと、たぶん好きだぞ?
え??
えーーーーー!!
こいつ、まじの鈍感なの??
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。