家に帰る前に寄り道をした。
いないと分かっているけど
最後にもう一度だけ…。
先生の家を見たかった。
マンションを見上げ、先生がいた部屋の玄関を見る
どこかで、部屋にいると思っていた自分に落ち込む。
すると目の前から車が走ってきて
後ろで止まった。
もしかしてと思い振り返ると
黒のスーツ姿に花束を持った先生が立っていた。
その場で俯き、涙が止まらない
前のように、頭に手を置いて
ポンポンと慰められる。
思わず抱きついて、先生の…
いや、ジミンの温もりを感じた。
耳元で優しく囁くジミンの声。
その言葉に答えるように
ギュッと強く抱きしめた。
END
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いかがでしたか?
感想を聞きたいです!
私の中では自信作でした🤣
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編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。