第103話

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2019/08/21 01:06







家に帰る前に寄り道をした。

















いないと分かっているけど

最後にもう一度だけ…。














先生の家を見たかった。














マンションを見上げ、先生がいた部屋の玄関を見る




あなた
あなた
やっぱりいないよね…





どこかで、部屋にいると思っていた自分に落ち込む。






あなた
あなた
よし、帰ろう…


すると目の前から車が走ってきて

後ろで止まった。





もしかしてと思い振り返ると

黒のスーツ姿に花束を持った先生が立っていた。






パク先生
パク先生
卒業おめでとう



その場で俯き、涙が止まらない


























前のように、頭に手を置いて

ポンポンと慰められる。
























パク先生
パク先生
ごめんね、遅くなった
あなた
あなた
遅いよ…




思わず抱きついて、先生の…

いや、ジミンの温もりを感じた。




















パク先生
パク先生
もう離れない、離したくない


耳元で優しく囁くジミンの声。



















パク先生
パク先生
愛してる

その言葉に答えるように

ギュッと強く抱きしめた。











END

















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いかがでしたか?



感想を聞きたいです!






私の中では自信作でした🤣




サナ🐤🦁🐰
サナ🐤🦁🐰
最後まで見てくれて
サナ🐤🦁🐰
サナ🐤🦁🐰
ありがとうございました!!





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