第54話

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2019/07/15 02:16








文化祭当日。





予想以上に忙しく、カウンターから出れずにいた


女子
彼氏が…来てて…
男子
友達が案内しろってうるさくて
女子
家族が…
あなた
あなた
いいよ、やっとくから






彼氏か…



私も先生と回りたかったな…。











なんて叶わない事を思いながらドリンクを注いだ。













ソヨン
ソヨン
ちょっと!!
あなた
あなた
うわぁ!?
ビックリさせないでよ笑
ソヨン
ソヨン
なんでこんなに少ないの!
あなた
あなた
恋人とか家族とかで…
ソヨン
ソヨン
待ってて!


と急いで教室を出て行った。





















数分後、4・5人ソヨンから連れ戻されてきた。

嘘ついて校内の友達といた人達みたい。

ソヨン
ソヨン
あなたは休憩して!
あなた
あなた
ありがとう…


エプロンを外して

行く当てもなくブラーっと歩き出す。





無意識に辿り着いたのは

いつもと言ってもいいほど来ている倉庫室。

いないと思うけどノックして入った。












あなた
あなた
え…
パク先生
パク先生
ん?なんかあった?
あなた
あなた
いや、いると思わなくて…
パク先生
パク先生
あぁ〜行くと入りたい所すら行けなくて




生徒達が群がる絵図がすぐに浮かんでしまった。













あなた
あなた
あ、いい事思いつきました!

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