第100話

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2019/08/05 07:30







放課後

カフェで1人、外の景色を眺めていた。










すると、人混みの中に見覚えのある人が…
あなた
あなた
あっ…

向こうも気づいたようで

手を振り、店に入ってきた。














あなた
あなた
お久しぶりです
写真の女性
写真の女性
ジミンのいとこちゃん、だよね
どうしたの?元気ないね
あなた
あなた
そう、見えますか?



またバレないように作り笑いをする。










頼んでいたコーヒーがくると、この人は口を開いた

























写真の女性
写真の女性
ジミンから聞いた?





あのことしかない…

けど本人からは聞いてないし…



あなた
あなた
いいえ
写真の女性
写真の女性
やっぱり…私にはきたの



何、羨ましいだろうって自慢話??

ダメだ。

心まで腐ってきてる…





写真の女性
写真の女性
私、あなたを見て分かったの










































写真の女性
写真の女性
ジミンの彼女でしょ?


驚いて、女の人を見つめた



写真の女性
写真の女性
図星なのね笑












また飲み物へと目線を戻した。

写真の女性
写真の女性
これだけは言っておくね













































“ジミンはもうこの街にはいないよ

けど信じてあげて

そしたら叶うから…”








謎の言葉を残して去って行った。

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