宿舎を出た途端たくさんの記者に囲まれた
ゆんぎや私たちにむける質問
正直、とても怖かった
世間には公表していない宿舎の場所がバレた
ゆんぎが辛い目にあってる
私がいなければ
私自身もこんな辛い思いしなかったのに
まねおっぱが迎えに来てくれて
そのままバンに乗った
「 … 」
TH「 ぬな、大丈夫? 」
隣に座っていたてひょんが話しかけてくれる
「 ごめん、ごめんなさい… 」
JM「 え!あなた!どうしたの!? 」
確かに涙が頬を伝う感覚を覚えた
「 私がいなきゃ、誰も傷つくことはなかった… 」
HS「 …それはどういう意味? 」
「 私がゆんぎの彼女だから、私もこんなに心が痛い…
私がちゃんと隣にいればここまで騒動は大きくならなかった
私がっ、…私が全部悪いから… 」
NJ「 ぬな、それは違う 」
「 … 」
NJ「 ぬながいるから場が和む
ぬながいるからゆんぎひょんだって頑張れる。そして僕たちも
長女あなたがいなきゃ、BTSじゃないでしょ? 」
―「 ネットって怖ーい♡ 」
そんなもんじゃなかった
とても怖かった
私のせいで皆が傷つく姿
もう見たくないわ…
YG「 あなた、俺が愛してるのはお前だ 」
信頼していないわけではない
ただ、少しだけゆんぎの意見
信じてみてもいいよね…?
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。