MS「 っ… 」
みんぎゅさんとすんぐぁんさんと目があって
咄嗟に腕を引っ込めた
MG「 みんそ? 」
MS「 もう楽屋行こう? 」
MG「 え、ええ 」
私は昔から親に贔屓されてきた
おんにと比べられておんにの方が成績優秀で美人で
私なんかに目もくれなかった
学校に行けば、水を浴びせられて
風邪を引いてもおんまに叩かれて学校に行った
…ゆんぎおっぱと同じような経験をしたの
だから、あなたさんよりおっぱの心に寄り添える
相談ものれる
私のほうがふさわしいと思わない?
" ピロンッ "
おんにからカトク
?『 ゆんぎおっぱのこと好きでしょ 』
―「 あんたまたお姉ちゃんの真似したの? 」
真似じゃないよ
私の意思だから
MS『 そうだけど、なに? 』
?『 いや?なんでも 』
私は私らしく真似なんかしてない
ただ私の心の意見を貫き通すだけ
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。