あっという間にオフの日は終わり
気づけば日にちも変わっていた
今日もスケジュールは埋まってて
エレベーターに乗って地下の駐車場まで行こうとしたとき
僕らはたくさんのフラッシュを浴びた
JN「 !? 」
RP「 SUGAさん熱愛とは本当なんですか!? 」
RP「 BTSのメンバーはこの件についてどう思われますか! 」
RP「 いつ頃からmin.soさんとの交遊はあったのですか? 」
あちこちから聞こえるリポーターからゆんぎへの質問
度々僕たちへのしつもんもあったけどもちろんスルー
でも誰より黙っていたのはあなたかもしれない
マスクで表情はあまり読みとれなかったけど
眉を下げて悲しそうな顔をしていた
昨日ネットニュースを見ていなくても今のでばれたな…
でも昨日ほんとうは知っていたかもしれない
夜中に見たとか…
昨日と今日はそのニュースで溢れ返っていた
RP「 SUGAさん!真相はどうなんですか!? 」
RP「 お答えください!!! 」
リポーターが呼びかけるなか
MG「 お前らさっさもバン乗れ!!! 」
…鬼まねが来たよ、
僕たちはそそくさとバンに乗り込んだ
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。