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第1話

席替え
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2020/01/19 12:12
高校1年生 冬


(先生) はい、じゃあ席替えします。ここに並んでくじを引いて、番号の席に座ってください 〜

(○○) 席替えかあ〜。もう隣の人とはおさらばだ。誰と隣になるんだろ?でも好きな人とかいないしなあ。

(ユイ) ○○ちゃん!

(○○) あ、恋に敏感なユイちゃん....

(ユイ) 席替えで好きな人と隣の席になるには、前日の枕元に__________すると なれるかもしれないんだって!!💓

(○○) ああ、そうなんだ…笑 好きな人いないからなあ…苦笑












○○が引いたくじの番号は 12番
静かに席に着くあなた。
すると、 あいつが隣に座ってきた。
大嫌いで、大の苦手な あいつだった。



「私はイケメンで推しみたいな、腹筋割れてて、なのに声はめっちゃイケボで、いい匂いして、でもドSで…」




今回の席はハズレだな……


次の席替えに期待するか…というか期待するまでもないわ……ははっ…


隣の席は 陸斗(リクト) だった。




(○○) あんたか。 なんとなくそんな気してたけど(大嘘)。

元気の無い声で言った。

(陸斗) まあ俺は誰と隣になってもいいんだけどさ。

あいつもまた元気の無い声で返してきた。


(陸斗) これあげる。 沢山持ってっから。




そう言って手に渡されたのは 手作りのしおりだった。



正直本なんて滅多に読まないし、、まあもらったからには使おうかな。







はあ。もう席最悪...

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