第7話

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2020/04/11 02:00
侑さいど

昨日いつも通り部活してたら珍しく自分の好みの子がいた。



侑「なぁ サム」



治「なんやねん」



侑「2階のあそこにおるの 誰?」



治「はぁ?そんなん知らんわ 見たことないし」



よなぁ あんな可愛い子おったらすぐ目につくはずやのに



治「それより今日の晩飯なんやろな」



侑「...ちょっと行ってくる」



治「え、ちょ、どこいくねん!」



さっき俺の名前呼んでくれた子の友達か?
それにしても類は友を呼ぶってほんまやってんな
友達も可愛ええ


気づいたら"その子"の目の前に立ってクラスを聞いていた。



「え...と...」



侑「何年何組って聞いてるんやけど」



「2年4組ですけど」



戸惑いながらそう言うと下を向いて顔を赤くした。



「(なんや可愛すぎんか?)」



しかも4組て...
そりゃ階がちゃうねんから会わんよな

ここで名前を聞いて立ち去ろうとした瞬間


侑「明日良かったらお昼一緒に食べへん?」



は...?待て待て待て何言うてんの自分
不審者すぎん?クラス聞いてお昼誘うなんかて



「え、いやあのそれは「どうぞどうぞ!連れてってください」ちょっと来夏?!」



友達ナイスっ!
救われたわよかった。



侑「4組まで迎えに行くから待っとってや」



みたいな流れで今お昼一緒に食べてるんやけど____
侑「なんっでお前らおんねん!」



角名「治が誘ってきたんだよ 別に俺の意思じゃない」



治「そりゃ気になるやろ ツムが気になっとる女やで」



それを言うな?!

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