第27話

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2020/05/08 03:00
侑さいど


「だよね〜」


「え、ルール覚えるためにわざわざ買ったの?!」


「偉すぎでしょ 臨時なのに」


「臨時だからこそですよ笑」



これはあかん 隣の会話が全部聞こえる
そりゃ天井もなくつつ抜けやからやろな

てかえらい静かになったな思ったらお前らも会話聞いてんのかい


及川「君のとこのマネ遊んでそうなのに真面目?」



侑「知り合ったの最近なんで分からないです」



黒尾「最近なのに臨時マネお願いしたんだ?」



侑「いや、最初は俺が練習見に来てって言ったんですよ」



及川「積極的じゃーん」



そう言いながら背中をバシッと叩く青葉城西の及川くん

俺ほどじゃないけど顔整っとるよなぁ



黒尾「2年生だっけか いいねぇ青春」



侑「ちょい待ってください 黒尾くん別人やん」



黒尾「あれ寝癖」



どんな寝方したらあんな髪になんねん...



「あ!黒尾ー!」



黒尾「げ 木兎」



木兎「げってなんだげって!」



誰や てか今木兎って言った?
この人も風呂はいったら変わるん?



木兎「お!宮ツインズのどっちだ」



侑「侑のほうですよ〜」



木兎「ツムツムか!稲荷崎のマネと話してみたいのにセコム怖すぎ!」



ツムツム...とは



侑「すんません 誘拐でもされたら困るんでね」



木兎「黒尾あたりには気をつけろよ〜」



黒尾「は?!及川の方が危ねぇだろ」



及川「黒尾くんそれ聞き捨てならなーい」



俺からしたらここにおるやつらみんな危ないねん



治「顔怖 俺ら出るで」



侑「もう出るん?早ない?」



治「このあと用事あんねん じゃお先ー」



及川「ほんとに顔一緒だね」



侑「一応双子なんで」



黒尾「でもマネちゃんがどっち取るかだよね」



侑「...はい?」



黒尾「練習の時とか見てると治くんもマネちゃんの事好きだろあれ」



及川「あー、思ってたそれ 俺ら入る隙なくて困る」



サムが、あなたを...?
いや待て待て 今までのあいつのタイプ的にあなたはちゃうやろ

双子で同じ人好きとか勘弁やわ



日向「あ、木兎さーん!夜練いっすか?!」



木兎「おー!ツムツムもやるってよ!」



侑「はぁ?!」



黒尾「まぁまだ話したいことあるから付き合ってよ」



侑「...分かりました」







遅くなりました😭
ごめんなさい...

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