"あなた、俺もう一緒にいられそうにない"
え、どうゆうこと?
"これからは他の奴と仲良くな"
待って、和
私は
和しか________
「……い」
『ん、…』
「おーい」
『……んぁ、朝?和!』
「和ですよ~」
そこには無愛想に私のほっぺをつつく彼がいた
『和ーっっ!よかったぁー、…泣』
「ちょっ、なんだよ、いきなり」
私が思わず和に抱きついたのを嫌がる素振りもなくただ文句をいう和。
『消えちゃうかと思ったもんー!泣』
「は?消えねーよ笑 勝手に消すな」
『うぅー、大好きだよー、和ー泣』
「ん?ニヤニヤ へぇーそうなんだぁー」
『ばっ、////違う!くない!
和のこと大好きだもん、』
「はいはい、それより体験なんたらのやつ遅れるよ」
『あ!忘れてた……急がなきゃ!!!着替え! するから出てっ!』
「お前の体に興味ない」
そーでしたね、笑笑
『今度はパンツみないでよ、!//』
「へいへい」
今日はいつもは下ろしているミディアムボブを後ろで1つにまとめた
ちょっと変わったのに気付いてくれるかな?
『和~!どう?いい感じ?』
「うん、可愛いニコッ」
『…え?』
どうしたの?和
いつもの和じゃない____
「なーんて、いうと思ったかばか」
『なっ、////』
「早くおいてくよ」
「もーっ!」
やっぱり和は和だなぁ
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。