第5話

ペア
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2018/05/13 13:31
今日は1時間目から1ヶ月先にある体験学習の計画をたてることになった



《じゃあいまから男女のペアを決めてもらうぞー》



男女か…。和とがいいなぁー


ちらっとみると隣の女子に話しかけられている






たしかあの子も和のこと…






でもみていると和は一言なにかを話して
会話は終了。
女の子の方はうつむいている。



断ったのかな、?




《じゃあまあ男子が組みたい女子んとこいけー》



あ、そうゆうかんじ…

これで和が私の前にきてもし…










"俺はあなたと組みたいんだ!
 俺と一緒に…組みませんか?"








なーんて言われたらどうしよ~!!ニヤニヤ









「ニヤニヤ妄想してるとこごめんけどもう先生に俺とあなたが組むこといっといたから」





『も、妄想なんかしてませんっ!!///』

いや、してたけどさ、笑




想像してた誘いかたとは違ったけど私のこと選んでくれたのは嬉しいな…っ








私は誰にも気づかれないように黒板に書かれたペアの名前


"二宮 佐藤" という名前を写真におさめて加工をし始めた




名前だけを見えないようにぼかしてまわりにフィルターをかける


うん、いい感じっ!




アプリを開いて投稿を開く

#不器用な君の優しさに気づけるのは私だけかな


と一言添えてアップした




いいねが増えていく


"めっちゃいいな~♥️恋愛羨ましい"

"いつも応援してます!"

"不器用な君とか相手が羨ましいです"



こうゆうコメントにも元気をもらえる












この投稿に和が気付いてくれてたら…















なんてね




















和side



スマホに一件の通知がきた














やっぱ上手だなこれだけは笑

























俺はそう思ってアプリを閉じた

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