第3話

学校
3,602
2018/04/30 06:33
玲於side

あなた

ね!!!玲於みてみて!
同じクラスだよ!やったね!!

玲於
玲於
ほんとだね
あなた

担任の先生誰だろーね?
かっこいい人がいいなぁ〜♡

玲於
玲於
馬鹿じゃねーの
あなた

玲於、、入学式なのに塩だ…

玲於
玲於
関係あるか!


俺と同じクラスだ って喜んでるこいつ…

そんなの俺は前から知ってた



俺や兄貴達は高校に行ってもあなたを守れるように


あなたに私立を進めた

私立なら金でどうにでもできるから。



でもあなたは どうしても公立が良い って

言うことを聞かなかった


あまりにも私立を嫌がったから

あなたの願いを聞いてあげてこの高校にした




でも親父は

この学校の校長に裏で金を渡したんだろうな


まぁ全然想定内だけど、、、


だから俺はあなたと同じクラス。


逆に当たり前に思える
あなた

玲於!早く教室いこっ!

玲於
玲於
おう
あなたは俺の手を引いて歩き出した
生徒1 男
見てあの子!!めっちゃ可愛い…(小声
生徒2 男
うーわ、、ほんとだ…

は?可愛いとか言ってんじゃねーよ

あなたはお前らには渡さない
玲於
玲於
だ ま れ (口パク
俺はあなたに気づかれないように

アイツらを睨みつけた
生徒1 男
う、っ、、
生徒2 男
こ、こわ…
それからしばらく歩くと
生徒1 女
なにあの人!!かっこよ…
生徒2 女
え!どこどこ!うわっ!
やばぁ……まじイケメンすぎ…
ん?誰だ?

敵か……?


そう思って振り向くと


そいつらが見てたのは


俺だった
生徒1 女
わ、、、!やば// (小声

めんどくさ。
玲於
玲於
うっせーんだよ (舌出し
そういい残して教室へ入った
───────────────────

あなたside


新クラスのメンツ結構いいかも!

みんな明るくて良い人ばっかりだし…✨

生徒1 男
あの、、宇都宮さん…だよね!//
えっと…
玲於
玲於
あなたー!!!ちょっと来て!

もう! 玲於!!
今話してるでしょ!!!!

なんでこのタイミングなのよ!
あなた

もう!!待って!!

生徒1 男
え、あの人とどういう関係なの??
あなた

兄弟!!!
血は繋がってないんだけど…

生徒1 男
そう、、なんだ!
(今朝 睨んできたあの人…)
玲於
玲於
あなた!

玲於はいつの間にか私の後に立っていた
あなた

わ!びっくりした!

玲於
玲於
おせーんだよ
あ、なんかあなたに用?(睨
生徒1 男
い、、いや!別に…っ!
玲於
玲於
あなた行くぞ
あなた

あ、ちょちょ!待ってよ〜!!もう…

あなた

1年間よろしくねっ!!ニコッ

生徒1 男
よ、、ろしく…/////
私は玲於を追いかけた






玲於side
玲於
玲於
(初日から虫が多いな…。
誰にも指一本触れさせない。絶対に。)
教室の後では女子達が俺を見ながら


ギャーギャー騒いでいる
玲於
玲於
(うっざ……)
俺は正直 注目されるのがあまり好きではない


というか 苦手…。



そして教室の前では 男どもがあなたを見ながら

やばくね、やばくね!? とかなんとか言っている



どいつもこいつも…………。




あなたはお前らのものじゃねーんだよ


ガラガラッ



勢いよくドアが開いた
龍友
龍友
どーもー!!!
このクラスの担任の数原です!
あなた

え!!玲於!担任龍にぃだって!!

苗字が同じだから席はあなたが前で俺が後。


あなたが振り向いて嬉しそうにそう言った
玲於
玲於
そうみたいだな


まぁ、こんなことだろうと思った…



親父 どれぐらい払ったんだろな、、笑
生徒1 女
え!!めっちゃイケメン!!
生徒2 女
最高じゃん!!!♡
龍友
龍友
はいはい、静かにー!
入学式も終わったからもう帰るけど、
ちょっとお手伝いを頼みたいんだよな…



嫌な予感…
龍友
龍友
じゃあ、、、出席番号4番と5番!!
お、あなたと玲於か!
玲於
玲於
分かってただろーがよ
龍友
龍友
んー?玲於?ここは学校だぞ (圧
玲於
玲於
はいはい、さーせんした
龍友
龍友
じゃあその2人はちょっと居残りで!
生徒1 女
せんせー!どういう関係ですか??
龍友
龍友
えっとね、実は俺ら3人は兄弟やねん!
俺が長男、玲於が五男、あなたが長女。
生徒1 男
美形ぞろいじゃん!!
龍友
龍友
だってさ、あなたよかったね笑
あなた

…ふぇっ!?ごめん、聞いてなかった!


クラス中で笑いが起こる





ま、クラスはとりあえず上手く行きそうだ…
───────────────────
入学してしばらくした頃…
あなた

玲於何部入るのー?

玲於
玲於
んーバスケかな
あなた

あー中学の時からやってるもんね!

玲於
玲於
あなたは?
あなた

吹奏楽部がいいなって思うの!

玲於
玲於
練習まぁまぁキツいって噂だぞ?
隼も部活入ってないから入らなくても…
あなた

キツいぐらいでいーの!!
部活には絶対入りたいから!!!!

やけにムキになって話すあなた。
玲於
玲於
ふーん?後悔しても知らねーからな


こうして俺はバスケ部、あなたは吹奏楽部に入った

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