「お母さんが........亡くなったんだ....」
あんなに元気だったのに?
どうしてお母さんなの??
やだ....お母さんに会いたい............っ
着替えてフラフラと家を出る
実感が湧かない。
すると隣の家からオッパが顔を出す。
オッパが手を引いてくれなかったら
階段から足を取られて落ちていただろう。
混乱している私とおっぱが病院に向かう。
病室には泣き崩れるお父さん。
本当に.....?
本当に死んじゃったの...?
お母さんの顔には白い布が1枚かけられていた。
そっとおっぱに抱きしめられる。
今私はお父さんを傷つける言葉を言おうとしてた。
とめどなく流れる涙に、終わりなんてなかった。
おっぱの腕の中は暖かかった。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。