______俺に秘密でこんなことしてたんだね?
グクは仕事で今日は家にいない。
だから家のなかでは私一人でグクを待っている
_PM5:00_
私以外誰もいないリビングで私はグクがいつも寝るときに近くにあるタオルを持ってくる。
グクの優しい匂いがするこのタオルを片手で持って鼻に近づける。
自分の下着の中に手をつける。
ようするに私は一人でヤっちゃってるってこと。
正直言えば、最近グクとヤってないから
一人でやってるっていう、、、ことなんだけど
なんていうか、、、私ってこんなんだったんだって嫌になるけど発散したいし、、、ってことで
このタオルを嗅いでると近くにグクがいるみたいでドキドキする
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この声と一緒に後ろから腕を掴まれた。
恥ずかしくてグクの顔すら見れない、うつむきながらグクに聞いた。
私が手に握っていたタオルをとって少し笑っているような声でいってきた。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。