第42話

直接
5,457
2021/03/05 00:59
結局五条さんの家に来ています
あなた

はぁ

五条悟
ため息なんかついちゃって〜
幸せ逃げるよ〜?
あなた

はぁ


テーブルの向かいに座るサングラスをかけた白髪の男


そのグラサンから除く綺麗な青い眼は、私に溜息をつかせる
あなた

何飲んでるんですか

五条悟
ん?ファ○タオレンジ
あなた

え、いつもメロンなのに

珍しいこともあるんだなぁ
五条悟
何?1口飲みたい?
あなた

は?

五条悟
関節キスしちゃうー?
私は手に持っていた缶ビールを一口飲んで少し考えた


この問に対し私はなんと答えるが正解なのだろうか


少し酔いが回ってる…
今なら何しても酔ってたからで言い訳ができる

ただ、相手は一応男な訳で

もしものときにコイツから逃げ出せるほどの力もないしな…
五条悟
ねーねー
何考えてるの
しかも私はファ○タ "グレープ" 派だ。

なんかもう眠たいし…どうにでもなれ
缶ビールの最後の一口を飲んでやっと私は口を開いた





多分。いや、絶対




これは酒のせい
あなた

関節…でいいんですか?

テーブルから少し身を乗り出して悟に近づく



鼻先が触れるほどの距離










そのまま自身の口元を彼の唇に寄せた












五条悟
あなた…?
名前を呼ばれた気がしたけど、懐かしい感触と睡魔には勝てずそのままテーブルに突っ伏した





















五条悟
 誰も直接していいなんて言ってねぇんだけど///
















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あなた

んー…

朝…か…
あなた

なんか体おも…

あなた

五条さんが私に抱きついたまま寝ている…
あなた

えっ

なんで!?
五条悟
ん…あなた?
あなた

ごごごご五条さん!?なにしてんの

五条悟
あなたの〜…
家まで運んで…
寝ぼけながらもボソボソと話す彼は可愛い



どこか懐かしさを感じながらも私は彼の腕から抜け出した
五条悟
ねー行かないでー
あなた

私もうあなたの彼女でもなんでもないんですけどっ

五条悟
悠二も僕も、宿儺には勝てない?
あなた

っ…

あなた

やっぱり…見てたんですね?
昨日の

五条悟
なんの事?



やっぱ悠二とちゃんと話そうかな






あなた

ほら、起きてください
高専行きますよ

五条悟
えー
あなた

何がえーですか
あなた教師でしょ

五条悟
あなたが行ってきてよ
あなた

私も行きますからっ

五条悟
昨日の夜のあなたの方が可愛かったなー
あなた

は?

えっ私昨日なんかしました?


え!?なたなに?怖い怖い
五条悟
可愛かったよー
キャンキャン鳴いて
あなた


真剣に昨日の記憶を辿ってみる



いや、たしかに酔ってはいたけど…
五条悟
(゚ε゚ )ブッ!!
五条悟
嘘嘘wなーんにもシてないよ
あなた

は?ウザ

クツクツと笑う五条さんが悪魔に見える




あーなんで今私はこの人と一緒にいるんだろう



もう辞めたはずだったのにな
五条悟
チューはしたけどね
あなた

は!?

五条悟
あなたからしたんでしょ〜?
あなた

なっ///

やっべぇ、なんか覚えてるっ





あーもー、朝から最悪っ









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