第2話

一話!(≧▽≦)
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2021/07/30 01:35
ころんside
青葉ころん
ふぁ~、よくねたな。
時計を見ると、8時半を指していた。今日は10時から会議だっけ?準備しなきゃな。そう思い、起き上がって着替え始める。パジャマを脱ぎ、下を見るとCカップあるかないかほどの胸がある。
青葉ころん
はぁ...
そう、すとぷりの水色担当の僕、ころんは正真正銘の女の子だ。別に、体が女性で心が男性とかじゃない。普通に心も体も女の子だ。じゃあ、なんでわざわざこんなこんな格好をしているかって。それはね過去のことが原因なんだ。
ーーー13年前ーーー
僕はその時までは普通に女の子として生活していた。お父さんは、女の子じゃなくて男の子が欲しかったみたいだけど、とくにそれまではなんも支障はなかった。というか、お父さんは財閥の後継ぎが欲しかっただけだと思う。お母さんは、僕の味方で
ころんママ
ころんママ
ころんは、かわいい女の子のままでいいのよ。
などと、味方してくれていた。けれど、小6の終わりらへんの2月、事件が起きた。ある日、学校から帰ると珍しく父さんが家にいた。
ころんパパ
ころんパパ
おう、おかえりころん。実はな、お前に言うことあるんだ。中学からは、男として生活しろ。
青葉ころん
え...今なんて?
ころんパパ
ころんパパ
はぁ、何度言ったらわかるんだ。だから、中学からは男として生活をしろと言ってるんだ。
青葉ころん
お父さん?私は女だよ?なんで男のふりをしなきゃダメなの?
ころんパパ
ころんパパ
うちに女はいらないんだよ。それとも、お前俺の言うこと聞かないとどうなるかわかるよな?お前もお前の母親も殺すことだってできるんだからな?返事は?
本当は嫌だと言いたかった。けど、死ぬのは怖い...だから、弱い僕はこういうんだ。
青葉ころん
はい、わかりました...
ころんパパ
ころんパパ
わかったな?これからは、男として過ごせ。
そういうと、父さんは部屋を後にした。
ころんママ
ころんママ
ごめんね。ごめんね、ころん。母さんなのに何にもしてあげられなくて、ごめん。
そのあとに母さんは泣きながら謝ってくれた。
青葉ころん
お母さんはなにも悪くないよ。私が女として生まれたのが悪いんだ...
ころんママ
ころんママ
そんなことないわ...
それから、僕は心の底から笑うことがなくなった。そして、男の子として過ごし気づいたらもう大学も卒業する時期になり、なーくんに誘われすとぷりに入った。もちろん、父さんは反対した。なーくんに直接あって辞めさえようともした。そんなとき、ついに母さんがしびれを切らし、父さんと離婚して僕と母さんは解放された。もう、僕は男の子のふりをする必要もなくなったが、まだメンバーにいえてないんだよなぁ。
ーーー現在ーーー
青葉ころん
もし、本当のことを言って拒絶されたら...いえるわけないよね...
隠さなきゃ...
ーーー主とーくーーー
主
はーい!みなさんこんにちは!結構長くなったね~。
一話から秘密をばらしていくスタイルぅ~!
主
おつそら~

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