今から言う内容は断じてふざけて言っている訳ではなく至って真面目だと言うことをご理解頂きたい。
朝起きると猫耳が、正しくは耳が4本になっていた。感触も…ある。覚えが全く無い、というか
ふと玄関からチャイムの音がする。
声の主は先輩であり、俺の大好きな、まぁそれはええとして。遊びに行くと言われていたのをすっかり忘れていた。
とりあえずは何時ものヘルメットを被り猫耳を覆い隠す。見られては何を言われるかわからない。
なんて会話をしつつ扉を開く。
リビングへと通し、お茶と珈琲を出せば
と珈琲を差し出す。
特に文句も言わずに啜り出す。
自分もお茶を啜ろうとする。
変なところが鋭い彼に気付かれて仕舞った。盛大にお茶でむせる。
なんて俺のヘルメットを取って仕舞った。
露わになる耳が自分の意思とは別に下へとさがる。
言い訳が見つからずにしていると彼は下を向く。
なんて、手を伸ばしてくる。耳を不意に触られビクッと身体が反応する。
自分で撫でた時は特に何も感触が起きなかったが人に撫でられると気持ちいいものなのだな、なんて彼の手にすり、っと頬を擦り寄せる。ハッとした時には先輩は笑いを堪えて此方を見ていた。
なんて突拍子も無くそんな事を言い出すこの人に『うぇ、ぁ?』と間抜けた声が出る。
そう、この人と俺は所謂せっ、フレンド。セフレという奴だ。恋愛感情は無い、と言えば嘘になる。ずっと片思いだ、せめて身体だけでも、なんて何処のドラマでも今時こんな事言わない。
『決まりやな』とこの男は自分を意図も簡単に持ち上げられ、自室のベッドへ優しく放り投げる。ギシリとベッドの軋む音と共に覆い被さる彼から、
なんて多分ふざけ半分でそんなことを言われる。
キスは好きな人とする、と言う決まりの元
キス以外で愛撫をしてくる。人間の耳の方へ息をフッと吹きかけられれば
と高い声が出る。
と、耳元で囁かれればこの人の低い声が身体の中心を熱くさせる。
この時のコネシマさんは常にドSだ。
自分がMという訳でも無いのにあたまがぼーっとして奥が切なくなるのは多分心のどこかで嬉しいと思っているからだと思う。
目を逸らすもちゃんとお願いすると
なんて下へと手を伸ばされる。
ふと驚いた様に声を出す先輩に『如何したんですか、』と問うと
え、ッ、
尻尾をしゅるりと触られる。
予想以上の快楽に声が抑えられずに出て仕舞う。
味をしめた顔をすればすりすりと上下へ擦り出す彼に
と速度を上げ始める。
熱くて溶けそうだ。
不味い、このままだと達し兼ね無いと察し如何にかしないとと考えるも思考が停止している今の状況では欲望に従うしか無かった。
身体がビクビク震え、じわりと染みる快楽を味わう。
笑う貴方に顔がぶわりと熱を増す。心臓はより一層高鳴り喉がからりと乾く。
笑顔が黒く染まる、この笑顔が大好きで、大嫌いだ。
自分も合わせて笑えば『勿論、』なんて俺を抱き上げた。
✁ ✃ ✁ ✃ ✁ ✃ ✁ ✃
うあああああああああああ!!!!汗
やっぱだめだ、甘くしようとしたのにドロドロ設定付けてしまったああああ
すきいいいい(違う)
ここであの…ちょっと謝りたいことが…ハイあります…、この終わり方だとなんか、ぬるいので、後日談かかせてください゛(血涙)
ほんと、ひとつでおわる話ってことで書いてたんですけど、やっぱ?ね?うん、このままだと自分も腑に落ちないので…ね????(、)
かかせてくださ…い…(瀕死)
あっ、喘ぎ声は濁点(゛)があるのがすきです(聞いてない)
んーーー、次辺りに好物のゾムさん受け辺りを書きたい。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。