いつも通りの日々。
壱馬が壱愛と一緒に遊んでて
私が洗濯物を畳んでいた時
何かを思い出したように
テレビでYouTubeを開く壱馬
(どうしたのかな…)
そう思いながら畳むのを続けていると
ある1曲の歌がかかった。
『今日はどんな夢を見てるかな?』
聞いたことない曲だなと思って
手を止めてテレビを見ると
手書きの文字に乗せて歌うTAKAHIROさんの声が聞こえてきた
なんだか心に響く歌詞で
洗濯物を畳むことを忘れ
テレビから聞こえるTAKAHIROさんの歌声と
歌詞に釘付けになっていた。
優しい歌声で歌われている歌詞を見ていると
お子さんや奥さん、大切な家族の方に向けて書いた歌詞なのかな…って言うのがすごい伝わってきて
自然と涙が溢れていて
ソファに座っている壱馬を見ると
目をつぶって憧れのTAKAHIROさんの
歌声をじっくり聞いてる。
そして壱愛は壱馬の腕の中で
可愛らしい顔をして寝ていた
曲が終わると
壱馬:俺もいつかこんな歌かけるようになりた
いな
あなた:いつになるかわかんないけど
壱馬ならかける気がする
壱馬:それまでに沢山比喩とか勉強しないとな
あなた:そうだね。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!