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第1話

sldm*信号*
2,207
2018/05/24 09:06
⚠️注意⚠️
この話には血や自殺の表現、事故など、グロテスクな表現が含まれています。
あらかじめご了承ください。

付き合ってる設定。
ダーマはシルク大好き星人
シルクはダーマ大好き星人
つまり、、ラブラブ❤←
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今日はシルクとデートする。
完璧オフ日だ。
今日はいつもよりかっこいいTシャツを来てきた。俺の中では。
そして、時間より早く待ち合わせ場所に来た。
シルクのTwitterを確認する。

シルクTwitter【今日はいい天気だ。きっといい日になるだろう。】

いい日にしてやんよ!!!!!((

実は今日僕らは付き合って1年記念日。
いやぁ、長いようで早かった。
こんなに続いた恋愛ははじめてだ。
シルクロード
シルクロード
お!ダーマー!早いじゃん!待った?
ダーマ
ダーマ
いや、待ってないよ。ワクワクしててさw
シルクロード
シルクロード
そっかーwほら、じゃあいこうぜ!
シルクの綺麗な手が俺の前に出される。
いつものようにその暖かい手を握る。
ダーマ
ダーマ
行くか!
今日は海に行く予定。
海に入るのではなくただただ馬鹿みたいに遊ぶ。


外を見ながら、電車のリズムに揺られる。
シルクロード
シルクロード
なんか、1年経った気がしないよなあ。
シルクが俺の方に寄りかかりながら喋る。
その顔は楽しげな顔をしていた。
ダーマ
ダーマ
ほんとな!なんか、めっちゃ早かった。
その楽しげな顔につられた俺は少し笑いながら答えた。
シルクロード
シルクロード
きっと、運命的なやつだよ!
ダーマ
ダーマ
そうだな!
電車は人がほんとにいなかったから堂々とイチャイチャできた。
電車の中でイチャイチャとかあこがれのシチュだろ。←

『次は、〇〇駅ー。〇〇駅ー。』
シルクロード
シルクロード
よし!遊ぶぞー!!
ダーマ
ダーマ
おー!w
電車を降り、改札を出た瞬間走り出した。
シルクロード
シルクロード
ひゃっほー!海だー!
シルクの足の速さについていけず、浜辺に着いた途端コケる。
シルクロード
シルクロード
え、ダーマ何してんの!w
笑いながら走って近づいてくれるシルク。
ダーマ
ダーマ
うへw顔に砂ついたw
シルクロード
シルクロード
やっばお前www
シルクに叩くのを手伝ってもらったあと、俺らは浜辺に並んで座った。
シルクロード
シルクロード
なあなあ、地球ってほんとにいつか終わると思う?
ダーマ
ダーマ
ん?いや、そりゃいつかは終わるよ。だって人間こんなに馬鹿みたいに暑くしちゃってるし、地球のことなめすぎてるし。
シルクロード
シルクロード
地球なめてるwww
ダーマ
ダーマ
みんな地球なめてるよwww
シルクロード
シルクロード
…でもさ、俺らが死ぬ時に壊れて欲しくない?
ダーマ
ダーマ
え、俺らが死んだあとじゃなくて?
シルクロード
シルクロード
そ。俺らが死ぬ時。いわゆる、俺らがじじぃになってる時。その時まで俺らはずーっと一緒で、最後は地球が壊れるのと一緒に俺らも星屑になるの。
ダーマ
ダーマ
…んー。まあ、いいと思う。
シルクロード
シルクロード
でしょ??
ダーマ
ダーマ
…そんなことより、お城作らね?
シルクロード
シルクロード
よし、作るか!w







シルクロード
シルクロード
………ふぁー!!!
ダーマ
ダーマ
え、いきなりの奇声こわ。
シルクロード
シルクロード
www疲れたw
ダーマ
ダーマ
まあ、なんとなく出来たからいいっしょ。
シルクロード
シルクロード
そうだな!
ダーマ
ダーマ
なかなかいい出来だよ。
カメラをバックから出す。

パシャ
シルクロード
シルクロード
俺も映る!
ダーマ
ダーマ
おっけ
パシャ
ダーマ
ダーマ
なかなかいいよ!
シルクロード
シルクロード
お、まじかー!
ダーマ
ダーマ
ほらほら、この顔www…ってあれ、
シルクロード
シルクロード
ダーマ!みてみて!!!つめてぇよ!!!
ダーマ
ダーマ
そりゃ海に入ったらつめてぇだろうよw
シルクロード
シルクロード
おりゃあ!
ダーマ
ダーマ
水の掛け合いっこの量じゃねえw
夕日が反射してる水をシルク目掛けて投げつける。

シルクは明るい笑顔を向けてきた。
夕日が加算され、目が痛い。

洋服の変え、持ってきてないのにな、







シルクロード
シルクロード
うっはー!やべぇタオルタオル!
ダーマ
ダーマ
そろそろ寒いw
シルクロード
シルクロード
ほれ、ダーマ
ダーマ
ダーマ
お、ありがとー
シルクの匂いに包まれる。
なんか安心するんだよなあ。

シルクロード
シルクロード
…♪
シルクの歌声が聞こえてきた。
きっと拭き終わって、高まった気分を落ち着かせてるんだろう。
シルクロード
シルクロード
♪、♪…♪〜♬
海の音とシルクの声が混ざる。
潮の匂いがきつくなってきた。
シルクロード
シルクロード
♪〜♩
今、地球にはシルクと俺しかいないと感じるほど静かな空気に、シルクの声が混ざっている。
シルクロード
シルクロード
♪……
1曲終わった。
ダーマ
ダーマ
…暗くなってきたな。
シルクロード
シルクロード
…ね。
ダーマ
ダーマ
……帰るか!
シルクロード
シルクロード
…そうだな!
ダーマ
ダーマ
その前になんか買ってから行こうぜ!
シルクロード
シルクロード
ん!じゃあ、また手、繋いでいこう!
ダーマ
ダーマ
ん!
コンビニまでの道は狭かった。
俺らは斜めになる形で手を繋いで歩いた。俺が前だった。

この街は意外と綺麗で、ライトが目にしみた。

信号を見る。


青が痛い。


シルクロード
シルクロード
っあぶない!!!
強い力に引かれる。




ガンっ




世界が暗くなった。

俺は地面に手をついていた。

目を開ける。


横断歩道の白色が一部、赤になっていた。


横断歩道から少し外れたところにシルクが横になっている。

周りには



血があった。



トラックの運転手が出てきた。

頭が動かない。

何も考えられない。

いや、考えたくない。


足がシルクの方へ進む。

しゃがみこみ、シルクを腕で抱き抱える。


クタっとした体を抱き寄せる。


もう考えたくない。

ここで終わりにしたい。

シルクの顔を見る。

目を瞑っている。

額には血が見えた。


シルクが歪む。

頬に暑いものが流れる。

口には潮の味がした。

一生懸命叫んだ。
ダーマ
ダーマ
シルク、おい!なあ、せめて目開けろよ!なあ、なあなあなあ!!!

信号が赤に変わるのがわかった。


運転手は忙しなく手振りをしながら携帯を耳に当てる。


街のライトが涙で歪む。

痛い、

痛い。

痛い痛い痛い。

シルク歌声が聞こえてきた。







病院。

先生に、何度、
ダーマ
ダーマ
ほんとに、どうにも出来ないんですか!?
って聞いたことか。

でも、

無理です。

その言葉だけが心に刺さる。

痛い。

痛い、

シルクが寝かされたベットの横の椅子にシルクの顔を見ながら力なく座る。
ダーマ
ダーマ
…地球が終わる時に、死にたかったよ。
バックを探る。

探していたものを持ち、左腕にて当てる。

液体が流れる。

左腕に当てたものをシルクの右腕にも当てる。

俺から出た液体がシルクの腕に少しついた。
ダーマ
ダーマ
…なあ、知らなかっただろ?こんなことしてるって。……1年って短ぇんだよ。
また、視界が歪む。
ダーマ
ダーマ
お前に、まだ、言わなきゃいけないことなんて、いっぱいあった。
無意識に左腕にものが当たる。
ダーマ
ダーマ
…っ、きっと、ずーっとなんてないんだ。地球が終わる時に死ねたら最高だよ。でも、…、…多分無理だったんだ。事故がなくても、きっと、どっちかが先に死んでた。
頬に流れる暑いものと、左腕の液体がが床に落ちる。
ダーマ
ダーマ
……もう、もう、。もう、!!!!だめだ。ダメだダメだダメだ。ああ、…うぁああぁああ!!
シルクの手を掴む。

シルクの手に赤いのがつく。







5分ほど泣いて立ち上がる。

まだ涙は止まらない。

腕には少し固まった液体。
まだ流れているのもある。


ガチャ、


風が左腕と顔にしみる。

風が当たりやすいところに立つ。
ダーマ
ダーマ
…きっと、あってる。これで。
さっき入ってきた扉の方を向く。
ダーマ
ダーマ
…地球が壊れる瞬間って、もしかしたら、君が死ぬ時だったかもね。
壁をける。

その瞬間、スローモーションになる。

目を疑う。

メンバーの声が聞こえた気がした。
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びたあちよこれゐと
びたあちよこれゐと
はい!いやあ、書いてる本人が1番腕がムズムズしてる!←
夜中にずーっと書いてたから表現が下手だったり誤字脱字多いかも。。

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