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第1話

序章
352
2021/04/07 12:21
はじめて会う俺を君は訝しげに見てた
見たことないくらいの愛想笑いが俺の心を貫いた
幸せとか、よくわかんないかったけど
君が来てから俺にも笑顔が増えたんだ
『君を愛してる。』
何度伝えようと試みて失敗したか。
君はその度、はじめてあった時と同じ顔をした
訝しげな顔をして、すぐに愛想笑い。
 
























そんなことを…君がいなくなる今思い出す。
『お世話になりました』
そう告げた君の愛想笑い。
いつも見ていたのとは違っていた。
もう一度…見せて欲しい


あの日の見たことない愛想笑いを見せてくれ















そして…

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