第12話

十一
106
2018/02/04 02:11
(ここ…だよね…
私は、置き手紙を残し、
人間の国にある日陰さんの家の前に来ていた
(どうしよう…どうやって中に…💦
人間
誰だ!
っ…!すみません…
人間
何者だ…陽向様!
………………………………
十三湊
なに?陽向様がいらっしゃった?
鈴里
はい、いま大広間に待たせているらしいです
十三湊
分かった
十三湊
失礼します
………………………………
あ、あの…こんにちは…
急にすみません
十三湊
いえ、来て下さると思っておりました
え…?
十三湊
あなた様はとてもお優しい方ですから
はぁ…?
十三湊
それでは、まず改めて自己紹介させていただきます。
私はあなた様のお世話係の十三湊です。なんでもお申し付けください
よろしくお願いします…。
十三湊
それから、その襖の前にいるのが
鈴里
鈴里と申します。
私も陽向様にお使えさせていただきます
よろしくお願いします…。
…………………………………
夜見
あの本なら…
あの本ですか?
夜見
ああ、昔から半獣の村に伝わる
人間の国についての書物だ
兎月
そんな物があるですね
夜見
多分、家の書物庫にあると思う
狼牙
書物庫があるなんて今初めて知ったんですけど…!?
華龍
師匠!早く行きましょう!
------------------------------- 
夜見
ここだ
華龍
うわぁー広!
狼牙
人間の国についての書物ってどこにあるんですか?
夜見
わからない
全員
え?は?
夜見
わからない☆~(ゝ。∂)
全員
いやいやいや!
兎月
え?じゃあ今から私達だけでこんなに広い書物庫の中を探すの!?
夜見
まあ、そうだな
えー…
マジですか
華龍
ねえ、あったよ
兎月
あ、ほんとだ
狼牙
)なんか、この物語おかしいよね
華龍
はあ?(時々作者が乗り移りますw)
狼牙
ひっ…!
なんでもないです(T_T)
夜見
この本によると、5人の半獣の力が必要らしい
狼、猫、兎、龍×2…え?は?え?
華龍
え?都合良すぎない?
兎月
あー
でも、半獣って
狼と猫が村を作って兎が政治をして
龍が村の守り神になって、半獣の村が出来たって聞いた事あるよ
夜見
そうだ、だからこの五獣が必要なんだろう
狼牙
やり方が書いてあるよ
なになに…
円を五つ書き五つの円より大きな円も書く。五つの円にそれぞれ五獣が入る
そして、それぞれ力を中心に向けて一斉に放つ
(あれ?なんか他にもこれとか後で使えそうだな)
じゃあ早速やろう!
全員
うん(ああ)
………………………………
夜見
では行くぞ!
せーの!
夜見
に"ャアアアアア゛!
狼牙
ガルルルルル!
兎月
クゥクゥ!
華龍
グォーー!
グォーー!
ピカン!
………………………………

プリ小説オーディオドラマ