(。-ω-。)----------キリトリ線----------(。-ω-。)
じんたんside
俺は癖で誰もいないであろうスカイハウスに、声を響かせていた。
今までだったら俺の声の後に、大好きな人の『おかえり〜!』という声が聞こえてた。
そう自分に言い聞かせ、悲しい気持ちをかき消した…
集合時間を30分過ぎた10時30分になってもテオくんは来ない。
最近忙しくて寝不足だったせいか、暖かい日差しに包まれてると、ついウトウトしてしまう。
そして俺はテオくんにLINEを送った瞬間、とてつもない眠気に襲われ眠ってしまった。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!