その時。

👠『その話、私も乗ったあああ！！！』

 



ドアを開けて入ってきたのは、ソヨンさん。

🐰『え！？ソヨン！？ついてきてたの！？』

そう。ここは私たちの家。

どうしてソヨンさんが…

👠『あんたらが喧嘩したって聞いて、気が気じゃなくて…』

👠『こっそり後をつけてきたのよ。』

そんな…そこまでして、私達のことを…

｢うぅ…本当に迷惑かけてすみません……｣

👠『どうしてあなたが謝るの！』

👠『謝るのはあんたよ！』

ビシッ、とソヨンさんが指さした先にはテヒョン。

🐿『お、俺…？』

👠『いい？女ってのはね、結婚を前にすると急に不安になったり、気掛かりなことが多くなるのよ』

🐰『こういうの、マリッジブルーって言うんだよねぇ』

と、フォローを付け足すスビンさん。

👠『そう！なのにその上シャツにほかの女の口紅つけて、ろくに説明もしなかったなんて…！！』

と、顔を真っ赤にしてテヒョンに怒鳴るソヨンさん。

｢ま、待ってください、｣

｢あの件は私も悪かったんです….｣

｢テヒョンが信じてくれてたのに、私が無意味に疑っちゃって、それに大袈裟に家出なんてしたり…｣

と必死に宥めると、

👠『あぁもうあなたは…』

と、頭を抱えてソファに座り込む。

👠『こんなに健気で純粋で可愛い嫁を泣かせるなんて、今後一切許さないわよ…』

そう言いながらテヒョンを睨みつけるソヨンさん。

🐿『…当たり前です。』

🐿『もう僕の前であなたに悲しい顔はさせない。』