プリ小説

第3話

脱獄
紗香
紗香
はあ、つーかーれーたー
平野紫耀
お疲れ様
コーヒーを私にいれてくれた紫耀はドサッとソファにくつろいだ。


私たちは特殊捜査官で、パートナー。


私たちの他にも何組かいるけれど、本当に少ない。



そして、私と紫耀は付き合っている。

上司
おい!みんな落ち着いて聞いてくれ…
いきなり入ってきた上司が慌てたように話し出す。
上司
田辺が脱獄した…
紗香
紗香
は?
平野紫耀
嘘だろ?
田辺とは、2年前に歴史的大事件を起こした男で私と紫耀も田辺に瀕死の状態にまで追い込まれたことがある。


そして、私は…



震えだした体を抑えようと、拳をぎゅっと握った。
平野紫耀
紗香…、大丈夫か?
紗香
紗香
う、ん……
2年前に何があったのかは、またの機会に…
上司
とにかく、あいつは特殊捜査官に恨みを持っている可能性が高い。気をつけること
紗香
紗香
はい!
平野紫耀
はい!
私は平気なフリをしていたけれど、吐き気が止まらない。

トイレに駆け込んで、吐き出した。


2年前の光景が頭をよぎる。


思い出したくない

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ハナ🐰
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