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私が今1番会いたい彼に会えたのに、上手く言葉が出てこない。
あわあわしている私を見た先輩は、少し笑いながら
この頃の私は元気で明るい性格だったし、先輩には珍しく見えたのかな
たった一言発しただけなのに、なんだかどっと疲れを覚えた。
それから何気ない話をして、あっという間に先輩と別れる交差点に差し掛かってしまった。
まずい、ここでとめなくては、
わかってる、わかってるのに………
「どうしたの?大丈夫?」なんて声をかけながらハンカチを差し出してくれる先輩。
私は、言いたくても言えないこのもどかしさに思わず涙が溢れてしまった。
私って、こんな性格だったっけ。こんなに惨めだったけ…
そうして先輩に手を引かれながら、なんとか公園までつき、ベンチに腰掛ける。
先輩はすごく優しく、丁寧に聞いてくれる
本当に、言ってしまってもいいのだろうか
このまま言わない方が、先輩が傷つかずに元の世界に戻れる___。
突然、目の前に七番様が現れる。
怪異がいたらすぐに気がつく先輩でも気がついていない。これは……
そう言って七番様は私の背後へと移動する。
私は涙をふいて、呼吸を整えてから先輩に話しかける。
先輩の優しさに涙が出そうになるが、ここはぐっとこらえた
怖くて先輩の顔は見れないが、きっとびっくりしてるのだろう。
このことを話してしまえば確実に嫌われて結果オーライ。そう思ってた
そうして、自然と先輩と目が合う。
ほんとに更新遅くてすみません……😭
詳しくは『Only1』という他の私の小説に具体的に書いてるんですけど、単刀直入に言うと私は受験生で、来月には入試+面接があるためリアルがとても忙しくなっていました。
なので更新が今まで異常に遅くなるかもしれませんが……すみません…
それでもまだまだ書きたい内容は沢山あるので!楽しみにしていてください🎶
後、タイトル長すぎて書けませんでしたが第三十の怪です。ついに30まで行きました。いつもありがとうございます…
タイトル:第『三十』の怪 ー 伝えた想いと交わした約束①
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。