第26話

第『二十二』の怪ｰ友達、親友として

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2021/12/25 13:52

源先輩

ま、まぁ…こんな感じかな

寧々ちゃん

なるほど…

寧々ちゃん

（濃い、話だったな）

源先輩

ごめんね、長々と

寧々ちゃん

い、いえ！全然！

寧々ちゃん

源先輩や、あなたのことが知れて良かったです！

源先輩

ふふ、そっか

源先輩

…八尋さんは、僕が話した終夜さんのことを聞いて、どう思った？

寧々ちゃん

………私、あなたのことを全然知らなかったんだなって、

源先輩

？

寧々ちゃん

友達として、親友として、あなたのことなんでも知っていると思い込んでました、

寧々ちゃん

怪異のことなんて、もっと知らないのに

源先輩

…それは、無理もないよ
終夜さんは君が大切な存在だからこそ、知られたくなかったんだから

寧々ちゃん

それは、わかってますけど……でも、源先輩の話を聞いて、私はあなたのこと、もっと知りたい、って思ったんです

源先輩

…そっか
それが親友ってものか、

源先輩

聞いて損することでは思うけど…本当にいいの？

寧々ちゃん

…私は、もう逃げません

源先輩

…そっか
なら、本人に聞いてみて。
…簡単には言わないと思うけど

寧々ちゃん

話してくれるまで諦めません！
それでは！あなたを探してきます！

柊那

…私の事なんて、知ってどうするの…

柊那

（今のところ話すつもりは無いよ、寧々）

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第27話第『二十三』怪ｰ取り戻せた友情

桐野江

コンテスト受賞作品

グランプリ

好きになるのはキミ限定【完結】

なぁな

編集部コメント

主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした！<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。