永瀬 「あ、ごめん。聞いてなかったわ笑」
平野 「いないだってさ。」
永瀬 「へぇー、そーなんや(照)」
私 「それがどうしたって言うんですか?」
永瀬 「今度さ、2人で遊びに行かん?」
私 「… え?!」
平野 「驚きすぎだろ、」
私 「いやー、そーですか?」
平野 「いや、そーだわ」
私 「んなことないです!」
永瀬 「とりあえずさ、あなたさ、
俺にはだよ、敬語やめてほしい。」
私 「えー、分かりました。」
永瀬 「やった。」
平野 「… (怒)」
私 「怒ってるの? 平野くん?」
平野 「なぁー、俺のことさ、何て呼べ
って言ったか覚えてる?」
私 「… 紫耀 って言ってました。」
平野 「じゃー、平野って呼ぶのやめてくんね?」
私 「じゃー、私のこともちゃんと
あなたって呼んでくださいね」
平野 「分かったよ。」
永瀬 「…」
そして、4人が帰ってきた。
私 「おかえりなさい。
私そろそろ帰ります。バイトあるんで、」
髙橋 「えー、帰っちゃうの~ バイトなら
しょうがないか、また明日ね!」
私 「ほんと、優しいですね。」
髙橋 「いや、んなことねぇーから(照)」
私 「お邪魔しましたー」
玄関へ向かっていると平野くんが追い掛けてきた
平野 「お前、1人で帰れるのかよ、」
私 「そーいえば、道わかんないw」
平野 「しょーがねーな。 送っていってやるよ。」
私 「あー、ありがとうございます。」
駅へ向かって歩いていた
平野 「俺にもさ、敬語やめてくんね?
廉が言ったから言いそびれたけど。」
私 「アハハ。」
平野 「なんだよ!(怒)」
私 「いや、可愛いな~ って笑笑」
平野 「んだよ、」
私 「分かった!これからは、
敬語使わないね! あと紫耀って呼ぶね。」
平野 「おぉー、よろしく」
私 「あ。そーだ! 連絡先交換してない…」
平野 「なんだよ。忘れてたみたいな言い方、
俺じゃダメなのかよ」
私 「そんなことはないよ。」
平野 「じゃー、交換しよーぜ」
私 「うん。しよー」
連絡先を交換して、
紫耀とたくさん話ながら歩いて帰った
私 「送ってくれてありがとう。」
平野 「ほんとそれな。」
私 「その態度ムカつくw」
平野 「うるせぇーよ」
私 「また遊びに行って良い?」
平野 「お、おう。 いいけど」
私 「やったー、また明日ね」
平野 「おう、またな、」
私 「またねー、バイバーイ」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。