次の日学校へ行くと
6人がもう来ていた。
永瀬 「おはよ。」
私 「おはようございます。」
平野 「敬語とか、やば~笑笑」
私 「あ、すみません。」
髙橋 「紫耀~ そーゆーこと言ったら
あなたがかわいそうだろ。」
私 「私こそ、こんなところの席に
なっちゃってすみません。」
神宮寺 「なんで?」
私 「みなさんが仲良くしたいのに、
真ん中の席で、邪魔じゃないですか」
髙橋 「そんなことはないよ!」
永瀬 「いや。まじそれなw」
平野 「気にすんなよ!」
私 「あ、はい。。」
授業中━━
なにやら、6人が手紙を回して
こそこそしてる。
私なんかしたかな?
なんだろ?
すると突然、
永瀬 「なー、今日さ、暇?」
私 「あ、はい。 予定無いです。」
髙橋 「じゃー決まりだね!」
私 「何がですか?」
永瀬 「今日の放課後、紫耀の家に
行くんだけど、一緒にどう?」
私 「え? あ、遠慮しときます。」
岸 「えー、頼むよー。 勉強教えて」
神宮寺 「だって、首席じゃん!
もったいぶらず教えてよー。」
私は入試で一番をとったらしく、
首席で入学をした
私 「あー、まぁ、少しなら、」
髙橋 「やったー」
何でこんなことになってるのか、
全然、私の頭はついていってない
──私の頭の中──
このまま私は家に行って良いの?
え、何で私?
えー、何かされるの?💦
どーしよ
─────────
平野 「何考えてんだよ。
何もねぇーからな。」
髙橋 「なにそれー笑」
永瀬 「せんせーが見てんで、こっちw」
私はこのままどうなるの…😦
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!