第35話

32話
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2020/09/26 16:53
武田「今、この瞬間もどこかで、世界を変えるような出会いが生まれていて、


それは、遠い遠い国の何処かかもしれない。地球の裏側かもしれない。


もしかしたら...東の小さな島国の、北の片田舎の、ごく普通の高校の、ごく普通のバレーボール部かもしれない。


そんな出会いが、ここで...烏野であったんだと思った。


大袈裟とか言われるかもしれない。でも、信じないよりはずっといい。


根拠なんかないけどきっと、これから、君らは強く、強くなるんだな。」



...強く。



日向&影山「「?」」



日向くんと影山くんが、顔を見合わせた。



武田「!はっ////ごめんっ!ちょっとポエミーだった!?引いた!?」



澤村「いやいやいや、そんなことないです!あざす!!」



「「「アザーーース!!」」」










全員「「「挨拶!!ありがとうございましたーッ!!!」」」



『はぁぁぁ...。強かった...。』



澤村「...いくら日向と影山のコンビが優秀でも、正直、周りを固めるのが俺達じゃあまだ弱い...。悔しいけどな。」






?「おぉ~さすが主将!ちゃんとわかってるね~。ニコッ」



烏野「「「!!」」」



気が付くと、及川さんがこちらに来ていた。



田中「なんだコラ。」



日向「なんの用だっ!」



田中「やんのかコラ。」



日向「やんのかァコラァ!!」



日向くんそれ隠れてるだけ...。



及川「そんな邪険にしないでよ~挨拶に来ただけじゃ~ん♪小っちゃい君。最後のワンタッチと移動攻撃凄かったねぇ!」



及川さんが日向くんを褒める。



日向「えっ、あっえっエヘヘ///」



及川「今日は最後の数点しか戦えなかったけど...次は最初から全開で戦ろうね。ニコッ」



日向「!」



今回及川さんは、最後のサーブを少し打っただけ。



初めから居たらどうなっていたか...。



及川「あ、そうそう。サーブも磨いておくからね。」



と月島くんを見る及川さん...。



月島&日向「!」



及川「君らの攻撃は確かに凄かったけど、全ての始まりのレシーブがグズグズじゃあすぐ限界が来るんじゃない?」



月島「...。」



及川「強烈なサーブ打ってくる奴は、なにも俺だけじゃないしね・・・インハイ予選はもうすぐだ。ちゃんと生き残ってよ?俺は...


この、クソ可愛い後輩を公式戦で同じセッターとして正々堂々叩き潰したいんだからさっ!!!」

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