日向くんは、壁に寄り掛かりながらボールを回している。
日向「それでさ〜。教頭のカツラ吹っ飛ばしちゃって...。」
『やっぱりあれカツラだったんだ...。』
どうやら入学初日にバレー部で問題を起こし、今度の土曜日に3対3で勝てば部活動に参加させて貰えるらしい。
と言うか入学初日って...。
日向「影山って言う奴がいるんだけどさ。そいつがもう生意気でウザくてさ〜。」
『影山くん...?』
私のクラスでは無いはず...。
日向「あいつ、俺の事チビとか下手とか言いやがってさ〜。でも上手いからそこがまたムカつく!」
『アハハ...。』
日向くんは、私があげた焼きそばパンの半分をたったのふた口で食べ終わり、口をもぐもぐと動かす。
『...日向くんは、バレーが好きなの?』
日向「あぁ!俺は背は低いけどその分だけ飛べる!」
何だかそれって...。
『小さな巨人みたいだね。』
私がそう呟くと、日向くんは勢いよく私の肩を掴んだ。
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いつも見てくださってありがとうございます!
紅風ちゃん。でございます((。´・ω・)。´_ _))ペコリン
今回はお知らせがございます!
なんとっ...!!
新作ランキングに入りましたぁぁぁ!!(*´꒳`ノノ゙☆パチパチパチパチ
まだ全然出していないし文章もグダグダですが...。
こうやって見て頂けることで、私はまだまだ書くことが出来ます!
これからも、【烏と天使は空を飛ぶ。】をよろしくお願いいたします!
〜紅風ちゃん。〜
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。