『え!?何故それを!?』
日向「俺が出しといた!」
.....嘘でしょ。
『日向くん...私やるとは...!』
日向「でも、さっきの試合見てただろ?」
『え?うん...。』
でも、今はそれ関係な...。
日向「グァァァ!って来た?」
『...グァァァ?』
...擬音。
『...まぁ、来なかったって言ったら嘘になるけど...。』
日向「ならマネージャーやって!」
『えぇ!?』
そ、そう来たか...。
澤村「コラコラ。無理矢理はダメだぞ?日向。」
『大地先輩!』
救世主...!
澤村「俺もやって欲しいけどな。」
oh......←
その時、
?「あれ?その子...。」
凛とした声が響く。
澤村「あぁ、清水。マネージャー志望の桜葉あなただ。」
そう言うと、大地先輩の後ろからものすごい美人の先輩が顔を出した。
?「潔子さん!」
さっきのよく叫ぶ人が美人の先輩に飛び付く。
美人の先輩は、軽く避けてから、私の方に駆け寄ってきた。
清水先輩?「嬉しい!女子1人だったから入ってくれると助かる!」
『は、はひ!』
美人の先輩に迫られて、私はつい頷いてしまった。
日向「よっしゃ!決まり!」
何だかんだで、私はマネージャーをやることになってしまったのだった。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。