朝
考えながら
朝ごはんを食べにリビングへ向かう
すると
キヨの部屋に向かう
私がいるのを確認するとキヨは
私の腕を引っ張りキヨのいるベッドに移動させた。
キヨは優しく抱きしめてくれる。
目が覚めたのかキヨはがばっと起きて
照れ隠しをしている。
私をゆっくり起こしてくれる。
リビングで朝食をとり
レトさんにLINEを送る
📞
電話を切ろうとしたその時
電話を切った。
なぜだか、涙が出てきた。
フッた側なのに…。
部屋に戻ろうとした時
あっという間に腕を掴まれる。
そしてキヨの胸に顔を埋める。
耳元から聞こえてくる声に安心感を覚えながら
私はワケを話す
背中を優しく撫でてくれた。
どうしたんだろう元気ないな
私はキヨの背中にぎゅっと手を回した。
深く、やさしいキスをした。
数十分後
焼肉に決まった
フジとゆーかが前を歩いて
後ろに私とキヨが並んで歩いた
前のカップルが手を繋いで歩いている。
いいなあって思うけど、手繋ごうとか言えないから
何も言わず歩いていると、
キヨが手を繋いでくれた。
焼肉屋に到着
私の隣はキヨ
私の目の前はゆーか。
ゆーかの隣はフジ。
という並びで座っている。
とりあえず色々頼んで待っている間
雑談をしていた。
もちろん話題は私とキヨのこと。
その時頼んでいた飲み物と、
お肉が来た。
私と、ゆーかはカクテル。
フジは生ビール
キヨはお茶。
順々と、お肉を焼いて食べる。
充分食べて。
2時間は焼肉屋さんにいた。
14時を少しすぎ、4人で家へ帰った。
家へ帰った私たちは焼肉の余韻に浸っていた
その後も何となく過ごした。
夜になり、晩御飯も食べ部屋に戻る。
ふと鏡を見るとキヨからこの前貰った
ネックレスが胸元で輝いている。
綺麗だなあ、そう呟いた。
学校行く時も、ずっとずっと付けている。
つけているとずっとキヨと一緒にいれるような
気がして付けている。
ベッドに行き、目を閉じ眠りについた
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。