部屋にて
嫌な予感はしてた
…なんで…
好きって言ってたのは嘘だったの、?
色々言いたいこと聞きたいこと沢山あるけど
頑張って出た言葉がそれしか出てこなかった
つい、声を張り上げてしまった
その声を聞いて皆がきた
皆に事情を説明するために私以外がリビングに集まりキヨが自分自身で説明している
その間私はひとりベットに潜って何も考えられないぐらい泣いていた
なんで、、、私そんなに魅力無かった、?
声が枯れるぐらい泣いた
ゆーかが、心配して声をかけてくれた
正直私は葛藤していた
だって、私まだキヨくんのこと好きだったから…
もちろんキヨくんのした事を許したわけでも、
幸せだったあの時の気持ちよりは少し減ってしまったけど、
それでもまだキヨくんの事好きな私がいる
そして私は葛藤している…。
苦しい…。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。