第212話

出せない言の葉.°
2,623
2022/06/18 12:00
虎「よくテレビで見るよ。あの頃もそうだっだか……強くなったね。」


あなた「それほどでも!」


マンダレイ「あの時……私たち、」


あなた「??」










かっちゃんにそうしたように、守る事が出来なかったと謝罪をして。




するとあなたは、やっぱり笑い飛ばした。














あなた「今皆元気だから、それでいいと思います!……むしろ、謝るのは私の方。」


ピクシーボブ「何言ってんの……!」












そこから暫く、ヒーロー活動について話して。




僕は皆さんの後ろに洸汰くんを見つけて、久々の再会を喜んだ。







プッシーキャッツは、未だ個性の戻らないラグドールを事務要員とし、活動を復帰すると。










マンダレイ「今度発表されるんだけど、ヒーロービルボードチャートJP下半期!私たち、411位だったんだ。」


あなた「ひーろーびる……、?なんか聞いたことあるような、」


飯田「事件解決数、社会貢献度、国民の支持率などを集計して毎年2回発表される現役ヒーロー番付の事さ!」








そっか、もうすぐだ……!



オールマイトのいないビルボードチャートか、












どうやら、活動休止にも関わらず3桁という異例のランキングに復帰を決めたそう。




支持率の項目が突出していた事から、彼らを待っている人がいる事が分かり、決め手になったと。












芦戸「そういえば下半期、まだ発表されてなかったね。」


あなた「前回の1位はやっぱオールマイト?」


マンダレイ「知らないのね……、」


切島「あなたに常識求めたらダメっすよ……。」











呆れられた顔をされて動揺しているあなたを見て笑ってから、プッシーキャッツ達はB組の寮へとやって行った。


















緑谷「あなた、帰り遅かったね……大丈夫、?」


あなた「あー、うん!なんか途中で別の事件に出くわしちゃって……あ、傑物高校のさ、真堂くんに会ったんだ〜今日っ。」


爆豪「あ"……?」









共有スペースで座って話していたところに、あなたの報告。



サラッと言うけど……それって、











芦戸「だ、大丈夫なの……?あなた、」











真堂さんといえば、樹さんに瓜二つの……。




今のあなたには、相当しんどかったんじゃ、











あなた「大丈夫大丈夫!ちょこっと移動がてら話して、またねってバイバイしただけだよ。」


耳郎「そんなバッタり出くわすとかある……?」


あなた「向こうは授業の一環として街に出てきてたらしいよ〜。」


切島「というかあなた、傑物の方まで行ってたのかよ。」










轟くんと付き合っているからか、あなたの中で多分、樹さんの存在の重さがだんだん緩んできているのだろうか。




それは、多分……良い事だけど。








なんだか無理矢理、そうしているように思えてしまって。







"無理しないで"って。






"弱みを見せてもいいんだよ"って。









どうして、言ってあげられないんだろう。









僕にとって大切な……大切な女の子が、辛い思いをしているというのに。