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第12話

傷つけるつもりは









あれからやっぱりジュニヒョンを避けてしまう


嫌いだからというわけじゃない


ただ、どうしたらいいかわからないんだ









いや、こんなことしなくても


好きじゃないなら断ればいいだけなのに


断れば今まで通りの関係に戻れるはずなのに












—————





『ジュニヒョンのこと好きだから、こんなに悩んでると思ってた!!』


『好きだから相手の気持ちちゃんと知りたいんだと‥』


『いつもクールなのに落ち着きなくなるなんてさ、ジュニヒョンのことだけじゃない?』





—————







そんなことをドギョムとミンギュに言われて


最初はありえないと思った


そんなつもりは一切なかったから‥‥







でも、否定すればするほど


自分の気持ちに違和感を感じて


どうしたらいいか分からなくなる







僕はぐちゃぐちゃな気持ちのまま


整理をつけれていなかった




だから‥


自分の事で精一杯だった僕は


ヒョンのことを傷つけてるなんて考えもしなかったんだ





ジュン
ジュン
ハオ‥
The 8
The 8
!ヒョン、あ、すみません
ジュン
ジュン
待って!



ヒョンに声をかけられて


違う部屋に行こうとする僕をヒョンは腕を掴んで引き留めた



The 8
The 8
な、んですか?僕‥
ジュン
ジュン
ごめんっ
The 8
The 8
え?
ジュン
ジュン
僕、何も考えず行動してた
そんなに嫌がられると思ってなくて‥



俯いたままボソボソと喋るヒョン


大きな身体がなんだか小さく見えた


The 8
The 8
なんの話、ですか‥?
ジュン
ジュン
僕がハオにぽっぽしたの嫌だったんでしょ?
ジュン
ジュン
僕‥ハオにちゃんと好きって信じて欲しくてっ、好きだから、勢いでぽっぽしちゃって
ジュン
ジュン
でもっでも、ハオが嫌がるって考えてなくって、ごめんなさいっ
The 8
The 8
え‥いやっ


いや、別に嫌がってはいない


めちゃくちゃ動揺したし、びっくりしたけど

ジュン
ジュン
それだけ、ちゃんと言っときたかったの
ごめんね。
The 8
The 8
あっ、ヒョン‥っ
 

早口でそれだけ言うと


僕の掴んでいた腕をするりと離して


足早に自分の部屋に戻って言ってしまう










違うんだって


そう追いかけて言えばよかったのに


そう言って否定できるほど


僕の気持ちははっきりした答えが見つかっていない








きっと僕があの日から何も言わずに避けてしまっていたから


ヒョンは僕が嫌だったと思ったんだろう



いつも明るいヒョンが少し泣きそうな顔をしいた


それが忘れられなくて


胸がぎゅーっと締め付けられるように痛い











違う、違うんだ


自分の気持ちが分からなくて


こんな態度になっちゃったんだ

The 8
The 8
違うよ‥ジュニヒョンっ




その声は悲しんだ顔をした彼に


届くことなく


消えた