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第3話

君は急に僕の前に現れた。

あの暑い暑い真夏の日。

僕は毎日、入学したばかりの校舎の影で

誰にも見つからないよう、

静かに泣いていた。

汗が滴る暑い日だったのに

君はカーディガンを着ていたね。

僕は泣いている事に何か言われると思って

逃げようとしたんだよ。

でも君はすごく冷たい声で

「なぁ」と言った。

その声が何故か心地よくて

逃げられなかったんだ。

僕が立ち止まって呆然としていると

もう一度「なぁ」って言ってきたよね。

僕はほっといてほしいのに

1人でいたいのに

無視しても君は僕に声をかけ続けて

どこにも行ってくれなかった。

でも自分でもよくわからないけど

何故か嬉しかったのを覚えてる。

次の日も、また次の日も君はここに来た。

声をかけ続けられた。

初めは無視してたのに

少しずつ喋るようになって

僕の生活も少しずつだけど変わっていって

いつのまにか君中心の生活になってた。

相談するようにもなったし

愚痴を言い合ったりもした。

君に「逃げ出そう!」

って言われて手を取られたとき

すごく冷たくて、生きてないんじゃないかと思っちゃったよ。

でもそんな事どうでもよかった。

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無能
無能
病んでます 叶うなら誰かに構ってほしいと思ったり… コメントとかでいろんな人と関わりたい… LINE交換しても大丈夫だよって人はそっちでも話したいです… crew 兼 すとぷりすなー です 嫌な人はごめんなさいです… うしさせ夏ツ8月20日と あまちゃんの城ホの7月31日 参戦します 行く人いるかな…?
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