あなた side
皆が皆 、 私を受けいれてくれる訳なんかない 。
1部は私を 「 要らない 」なんて思ってる人なんて沢山いる
そりゃあそうだけどね 。
男の子が7人もいる中で女1人だもん 。
デビュー当時は幸せで何にも考えられなかった 。
今は 、 SNSでたまに見掛ける 。
私は 愛されてる 。
完璧じゃなくていい 。
そう思いたい 。
でも 、 納得いかない 、
私の目標は 、 「 批判を無くす 」
大丈夫 。
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「 … 。 」
亜嵐 『 あなた ? 』
「 … ん ? 」
亜嵐 『 大丈夫 ? … 』
「 うん 、 笑 大丈夫 … だよ ! 」
玲於 『 無理してんのバレてんだよ 』
「 え 、 」
玲於 『 大丈夫だから 』
「 … ありがとう 」
裕太 『 … 。 』
< 最初見た時あなた居ない ! って思ってめっちゃ嬉しかったけど 、 ラストスパート私の玲於くんと踊るとかまじであなたに吐き気した >
< 皆あなたの脱退楽しみにしてるよ (^^) >
< あなたってダンスとか大して上手くないのに 、 なんでGENEにいるの ? 顔だけだよね ︎☺︎ >
< GENEに要らないしLDHにも要らない >
< 今のGENEがあるからあなたがいるだけで 、 GENEがなかったらなんの価値もない人間だよね ( ^^ ) >
< せめてE-girlsに移って >
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涼太 『 ごめんね 。 気づいてあげられなくて 。 』
「 皆のせいじゃないよ っ 。 私の実力不足なだけだから 、 」
隼 『 たまにはさ 、 強がらなくてもいいから 。 頼ってよ 』
メン 『 辛い事を言い合えるのがメンバーでしょ ? 』
「 うん っ 」( 涙
龍友 『 気にしちゃあかんよ 。 』
裕太 『 見返してやろうや 、 』
「 皆 、 ありがとう 」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。