第6話

⛄💜
2,408
2020/09/02 01:21
~中学時代~



小学校の時に仲が良かった子と学区の問題で中学校がバラバラになってしまった。




周りの子達はどんどん友達を作っていく。




私は人見知りで今以上に引っ込み思案な性格だったため馴染む事が出来ず、、、




何か用事がある時は話すくらいでちゃんとした友達と呼べる子はたぶんいなかった。




毎日、毎日、ただ学校が終わるのを待ち時間を過ごしていた私にとって唯一の救いが辰哉君だった。




1年生の頃は出来るだけ一緒に帰ろうと言ってくれ、辰哉くんのバスケ部の練習が終わるまで私は図書館で勉強をし練習が終わったら一緒に帰る。




その時間が本当に幸せだった。




でも、、、私たちは2個学年が離れてしまっている。




中学2.3年でも友達が作れなかった私はただ毎日を過ごす日々が始まった。。。




勉強しかやることがなかった私は常に学年1位を取り続けていた。




でも1年生の頃と1個だけ違うのは男子生徒に呼び出しをされ告白されることが増えたこと。




たぶん罰ゲームか何かに私が利用されているのだと思うけど本当にそれが辛かった。




辰哉くんに相談したくても好きな人にそんなことを知られたくない。




私はずっと苦しみを抱えたままだった。



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