第40話

⛄💜

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2020/09/16 14:24

辰哉side




今俺の目の前にいるのは本当に俺の知ってるあなたなのか。。。？



危うく自制心を解き放たれそうになる。



必死に保ちながら俺は次にあなたが望むことを聞いてみた。



「じゃあ手を繋いだとこまでいけたし離したくないあなたちゃんは何を教えて欲しいのかな？」



『なんか聞き方嫌だ。笑』



「嫌とかいくら俺でも傷つくよ？笑」



『あははっ。ごめん。笑』



「で、どうしたいの？嫌ならやめる？」



あなたがどんな反応をするのか見たくてわざと聞いてみる。



『やめないーっ。  あのね、こないだみたく手を繋ぎたいの。』



少し恥ずかしそうに言うあなたが可愛くて今にも抱きしめたくなる。



「あぁーーもう今日のあなたなに。俺の気持ちすごい揺さぶって来るじゃん。笑」



『え、どゆこと？』



そうだよね。わかんないよね。笑



「いーの。じゃあ繋ぐよ？」



『、、、うん//』






繋いでいた手を1度離し



ゆっくりと恋人繋ぎへと変える。



ずっと繋いでいたせいか少し汗ばんだ手はぴたっとくっついて熱を帯びている。









「これで満足したかな？♪」




緊張を悟られないようにわざと明るく振る舞いあなたの顔を見る。




『まーーーだ♪』




ニコッと微笑みながら嬉しそうに手を繋いでいるあなたは可愛くて可愛くて



あいている方の手であなたの頭をくしゃくしゃに撫でた。



「可愛すぎ。ほんと好き。」






















無意識に出た言葉は回収することが出来ない。



あなたの顔を見るとキョトンとしていた。