第35話

⛄💜

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2020/09/14 05:00

辰哉side


料理部にめちゃくちゃ可愛い1年生が入ったと同じクラスの奴が噂してるのを聞いた。


俺はあなたに聞いてみることにした。




「そういえば部活はどう？」



『楽しいよ！美弥もいるし料理が楽しくなった(◦ˉ ˘ ˉ◦)』



やっぱりあなただったか。



「お、すごいじゃん！」



『でしょ♪私もYDKだから(◦ˉ ˘ ˉ◦)』



「わ、わいでぃーけー？って何？笑」



『辰哉くん知らないの。。。おじさん。。。笑』



「あ、言ったなー！もうぬいぐるみとってやんないから。」



『あーうそうそ！！ごめん！』



いつかあなたが作った料理を食べたいなと妄想をする。



段々とさっきまであった気まずさもなくなってきて



こうやってふざけあえてることがとても幸せな時間に感じた。



俺はいつものようにあなたの頭をクシャクシャにして撫でた。



「わかればよろしい。笑笑」



『わっ///』「あ、」



俺がクシャクシャにしている手とたまたま髪を直そうとしていたあなたの手が触れる。。。



俺は一瞬触れた温もりを離したくなくてあなたの手を掴んだ。



「彼氏ともこうやって手繋いだの？」

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第36話 ⛄️💜

-haruna⛄-

コンテスト受賞作品

グランプリ

好きになるのはキミ限定【完結】

なぁな

編集部コメント

主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした！<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。