第36話

⛄️💜
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2020/09/14 08:19
久しぶりに辰哉くんと繋いだ手はとても大きくて温かくて、、、ドキドキした。



『繋いでないよ。』



「そっか(^-^)」



勘違いかもしれないけどなんだか少し嬉しそうに見えた。




「あなたは初めての彼氏だからなー、ゆっくりでいいと思うぞ。」




好きな人に言われるとちょっとキツい。



でも彼女がいる辰哉くんは私よりも断然大人だ。



私のことを妹としてしか見てないからそんなこと言えるんだろうな。



『辰哉くんは付き合ってどれくらいで手を繋いだりしたの?』



「んー、まぁ、俺は色々とあれだったからさ。笑」



『ん?』



「俺の事はいいーの!笑」



なんて誤魔化されてパッと手が離される。



こないだ帰り道の間だけ恋人繋ぎをしてくれたことを思い出しなんだか寂しい気持ちになる。



『辰哉くんあのさ、』



「んー?どうした?(^-^)」



『私に付き合うってどうゆうことか教えて欲しい。』



「それは、あれだよ好きだなって思ったりドキドキしたりデートしたりだろ?」



、、、違う。私が辰哉くんに教えて欲しいのはそんなことじゃない。



『もっと具体的に教えて欲しい。』



「具体的に、、、。」











自分でもすごいことを言っているのはわかっている。


でも辰哉くんとの幸せな時間を過ごしたかった。。。それだけだった。。。




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