無料ケータイ夢小説ならプリ小説 byGMO

第11話

手紙②
当たり前かのように唐突すぎて


俺は忘れていたんだ


人には必ず


“その日”が来るということを
ある朝突然電話が鳴った


そしてその話を聞いた俺は現実を受け入れないかのようにそこから記憶が曖昧だった


気付けば君は病院で


眠っているかのように目を閉じていた


俺はどうすることも出来なかった


ただ君の手をずっと握ってた


どうすることも出来ずにただ


ずっと君の手を握ってたんだ


「あの時もっと喋ってたら」


「あの日もっと優しくしたら」


何も出来ない無力な自分で後悔ばっか


出てくる言葉は
ふぉい君
ふぉい君
ごめんね
だった


下がる心拍数


鳴るアラーム


終わりを迎える時の中で


ずっとこの手の温もりを忘れぬように


この手が温もりをなくさぬように


そう思いながらずっと君の手を俺は握っていた


後悔ばっかしてたはずなのに


君への最後の言葉はなぜか
ふぉい君
ふぉい君
ありがとう