第21話

story 20
6,664
2022/03/11 18:24




















 Mark side
























 練習室に来た 。
















 爆音で曲が流れるのを聴いたってのもあるけど ,









 何より 流しているのがあなたであり ,








 音楽にのまれる程 練習しているのなら



























 僕がその気持ち 




 


 人一倍 分かってあげられる気がした





















 これがホントの理由なのかも。

























🐯
 ぁ , … 















 ドアからこっそり練習室を覗けば





 僕の勘は当たっていて ,


 あなたは疲れ果てながらも踊っていた。





















 『 僕と同じ 。 』













 そう , 久しぶりに思った。













































 
🐯
 あなた , 














 そう呟いては







 練習室の音楽をBluetoothで繋げた僕のスマホで止め ,


















 練習室に1歩踏み出した。
























 




 途端 , 僕とあなたの目がバッチリ合って





















🐯
 teaser見たよ 。 正直本当にダンスが上手いね , 
 ︎︎                                                                             ︎︎
🐯
 僕はあなたを認めるよ 。 仲良くしよう … !! 
🐯
 つ , ついでにダンス … 教えて欲しい , 。


















 なんて , きっと君が欲しがってるだろう言葉を言った。

















 勿論 , 本心で 。






















 だって きっと君には











 「 お疲れ様 」 より 『 ダンスが本当に上手い 』 って



 認めてあげる方がよっぽどいいでしょ ??













 


 
u
u
 ぇ … , 


























 そうやってよろよろと立ち上がるあなたに





 僕はぎゅっと ,









 抱きしめた 。

























🐯
 あなたはここまでしかできない 
とか考えなくていいんだよ ,
🐯
 ただ単に 体が疲れてて動かないだけなんだ , 
だから今はゆっくり休もう … ??

















 なんて 僕が言えば
















 君はそっと ,






 抱きしめ返してくれる。





























u
u
 有難う , … 




















 何言ってんの ,





 僕は何もしてないよ 。






























 そう言って背中をさすると






 僕の肩はじんわり , 熱を持ち始めて。















 そのまま優しく , 君を抱きしめていた 。




























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