涼介の目は獲物を狩ろうとしている狼のよう…ちょっと怖い…けど、
本当は優しいのを知ってるから、嫌いになれない…
ソファに座った涼介が、
『隣に座れ』と 座る所をぽふぽふと叩いている。
美味しそうに食べる涼介… どんな仕草もかっこいい。
あ、オムライス…すごく美味しい。
私なんてホットケーキも焼けないのに((
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伊野ちゃん達と、ご飯を食べるのを断ったのは申し訳ないと思ってるけど、
『俺の事だけ見ろ』『俺の言う事だけ聞け』
なんて、幸せな事かも…(( ドMか
食べてる最中の涼介はいたって普通の様子だった。
さっきのドS ver.は嫉妬のせい?
まぁ、いいや、楽しみにしてた苺パフェがやっと食べれる…!
てっぺんの苺から食べよう。
そう思ったのに、
涼介が苺を取って、口に入れた。
幾ら何でも酷い…
涼介の作ったものだから文句は言えないけど、自分の分食べたら良いじゃん…(;o;)
悔しい…
1つだけ食べられただけなのに。
だって一番大きかったんだもん(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`) ((
え…?何?
キ、キス……してる…の?
口を開けた瞬間、
さっきの苺口移し((
唇を離す涼介。
え、な、なんかキスの印象が強すぎて苺の味が全然わからない…
なにその理由…_:(´ཀ`」 ∠):
涼介が私のスプーンを使ってパフェを口に入れた。
もごもご喋ってるのちょっと可愛い…
って、油断したらソファに押し倒されて__
涼介のキスも、生クリームも甘くてなんかパニックだっていうか…ね((
涼介が口を離し、もう一度顔を近づけた来たと思ったら、
首元が一瞬痛んだ。
聞くと、ニヤッと笑みを見せた。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!