第6話

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2018/05/10 09:41
私
歩くしかないか…
『大丈夫、走って帰るから』

ヒールなのに出来るわけないでしょ?!
って、ついさっきの自分の言葉を後悔しながら、歩く事を選択。
私
ひいっ、怖…
夜10:00過ぎなんて、いつもは通らない。

友達となら平気だけど、1人は流石にチャレンジャーだったな((うわあ

無論、道に街頭なんかない。
私
暗いな……あ。
そこで思いついたのがペンライトで照らす事。

バックを漁り、ペンライトを取り出し、スイッチオン。
私
綺麗…!
9色に光るペンライトのおかげ暗い道はパーティー状態に。

それに加えて、呑気な私は
Viva!9's SOULを歌いだして…
私
__揺るぎない決意が〜今ここにある〜
さぁ行こう〜♪
『あれ、意外に楽しいかもしれない』

こんな風に思ってました((超油断状態

…その時。
男A
ねえ君、ちょっといーい?
私
…へ?
真後ろから知らない人に話しかけられた。
男B
あ、ごめんね。
突然話しかけちゃって。
男A
ただ…可愛いな。と思ってさっ。
声かけちゃった!てへっ。
最初に話しかけてきた人は、
長い睫毛にあひる口の、いわゆる可愛い系男子。
もう一人は、髪も服もピシッと整えた高身長の清楚系。

普通、『可愛い』と思った相手に声かけないよね…?しかも『てへっ』って何。

…1週間経った今でも疑問。
私
あっ…ありがとうございます…?
男B
あ、でさ、もしよかったら今からカラオケでも行かない?
他に女の子達も来るから。
男A
君みたいな人が来てくれたらみんな喜ぶと思うなぁ!だから一緒に行こうよ〜
私
ごめんなさい。
この後は用事があるので…
男A
えーっ、君の歌もう一回ききたいっ!
バカな私でもこの状況は流石にやばいと思ったので、

断って早く逃げようとした途端__
男B
え?何。
俺たちの誘い断って逃げるの?
私
ひゃっ?!
右手を強い力で掴まれた。
私
い"っ、痛いっ…!
男B
いいから、早くついてこいよ!
私
や、やめてください、
離して下さい!
男A
だったら大人しく付いてこればいいじゃんっ❤︎
ね?
振りほどこうとしても、やっぱり男の人に力は勝てなくて。

大声で叫ぼうとした。
私
だっ、誰か!誰か助け__
男B
まったく。嫌だなぁ?
俺達はただ遊びに誘ってるだけなのに。
男A
なら仕方ないよねっ。
口をハンカチのようなもので抑えられ、視界が歪んだ。
私
なにこ、れ…
本当にこの時は死ぬかと思ったよ((呑気

持っていたペンライトは床に落ちて、割れちゃった…(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
((大切なのはそこじゃない
私
誰か助けて…!
口に当てられたハンカチを無理矢理ずらし、最後の力を使って叫んだの。
男A
助けてなんて言ったって、誰も来ないってば。
不安でいっぱいだった。
私
誰か…誰か来て…
__________

続く

__________

〈 ちびーず雑談 〉
涼介
長くてごめんね。
つぎの話であなたとの出会いについては一旦終わりみたい。
大貴
早く会いたいよ。
涼介
いや、お前はあなたに会わないほうがいい。
大貴
なんで!?なんで俺はダメなの!?
涼介
…俺が独り占めしたいから!
大貴
り、理不尽だあああっ!!!
侑李
もー二人ともうるさいなぁ。
大貴
ち、ちねん!
侑李
あなたは僕が貰っちゃうから❤︎
涼介
は?!いくら知念でもそれは__
侑李
ま、それは次のお話できめましょ?
まだまだ出てきてないメンバーも沢山いますし。
大貴
じゃあまた次の話で!!
涼介
うっ…
侑李
まってて念?

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