って、私が言うのもあれだけどね。うん。作者恨むわ。
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………………はぁ。
私、結愛は、今なんとも言えない気持ちとなっている。
なんだろう…………なんかさ、不安?なのかな。
もし、この先も同じようなことがあったらどうしよう……とか、
幸太はいまどんな気持ちなんだろう……とかね。
正直言って、私も怖かったけどそれよりも幸太の方が心配されるべきって言うか、心配されて欲しい……。
もちろん私の心配をしてくれるのは嬉しいし、安心する。
……でも、
私は幸太よりも全然歳上だから。。
幸太はまだ4年生……。
1度ついてしまった心の傷は、もう治らない。
治せない。
体の傷よりも、深いものなんだよ。
幸太、幸太……。。
もう1回言う。
親がすごく心配してくれるのは安心するし嬉しい。
でも、幸太のことの方が私は心配。
それって、お母さんに失礼かな……?
せっかく心配してくれてるのに。
……どうすればいい?
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。