学校に連絡するわね。
プルルルルル……
もしもし〜、○○小学校ですが
あっ、もしもし〜
6年2組の、中村結愛の母親です。担任の吉岡先生はいらっしゃいますか?
はい。少々お待ちください。
もしもしー。
あっ、吉岡先生ですか?
はい。結愛さんの母親ですよね?
そうなんです。今日はお話したいことがあって……
どうしましたか?
お母さんは、今まで私が体験したことを全て話した。
え!?それは危険ですね……。
とりあえず明日からは先生方で登下校の見送りをさせていただきますね。また、幸太くんの担任の先生にも報告させていただきます。ご報告ありがとうございました。
また、今回の件について調べさせていただき、分かったことがあったらすぐにお伝えしたしますね。
はい、ありがとうございます……。
そして、お母さん。
はい?
きっと結愛ちゃん、幸太君の前では恐怖心を抑えていたと思いますが、とても今不安だと思います。なので、お母さんの方でもできる限りの心のケアをしていただけますか?
もちろん私たち教師の方でも結愛ちゃんの心のケアが出来るようにするので。
あっ、もちろん幸太くんのも。
はい。もちろん……。
丁寧なご対応ありがとうございました。。
はい、結愛ちゃんや幸太くんの心の傷が少しでも浅くなる事を願います。
はい、ありがとうございました。
はい。では、ご電話切らせていただきますね。
はい。
失礼します。
ガチャン。ツーツー。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
どうだった……?
明日から先生方が登下校ついてくれるって。
何かあったら危ないからね。
あと、詳しい情報がわかったら教えてくれるって言ってたよ。
そっか。
あとね、先生、すごく結愛の事大切にしてくれているみたいだね。お母さん、それがわかって安心したわ。
……うん、吉岡先生は本当にいい先生なんだ。
そっか、いい担任持ってよかったね。
うん!
じゃーさ、そろそろご飯食べよっか!
うん!!カレー楽しみ〜!!
お母さん今日は頑張って作ったからね!
わーい!!
私、お母さんのカレー大好き(*´˘`*)♡
あら、嬉しい事言ってくれるわね?
よし、今日は好きなだけ食べなさい!
うん!!ありがと!
トンッ(カレーを置く音)
はい、召し上がれ!
いただきまーす!
ŧ‹"((。´ω`。))ŧ‹”
んーっ!おいひい!!
ならよかった!
ごちそうさま!
はやっ笑笑
おかわりもあるわよ!
あっ、じゃあ食べる!
(〜おかわりも食べて〜)
ごちそうさま!美味しかった!!
ならよかったわ!
じゃっ、そろそろお風呂入ってくるね!
はーい!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
お母さんの気持ち。
(結愛、大丈夫かな……?)
(結愛はまだ小学生。なのにあんなの見て不安なはずなのに……)
(無理して笑ってるよね。絶対。)
(子供に無理して笑わせるなんて私最低……)
(どうすればいいんだろう……)
(どうすれば結愛は笑顔になってくれるかな?)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
次回は結愛の気持ちです!お楽しみにね!
なんか勝手に色変えちゃってごめんなさい💦💦(元々黄色だったのですが、お母さんと色同じだったので見にくいと思い、変えさせていただきました。)
ところで、最近更新が亀ペースになっている作者ですが、きっと皆さん更新が遅いとお話忘れてしまいますよね?
なので、次回から前までのあらすじを付け加えたいと思います!
急に変えてしまいすみません!
これからも、「私が君を守るから。」をよろしくお願いします!
では、また次の話で会いましょう!
さよならー!
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。