第8話

暗い中
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2018/05/02 13:46
放課後。

まだ仮入部も始まっていない私達は本来なら16:00には下校できる。

でも私は学校に残って勉強をした。






気づくともう17:00

春だとはいえもう外は充分暗い。




私は荷物を持って学校を出た。
あなた

怖いな…



細い道を通った。


「ねぇお嬢ちゃん。」




おじさんの聞き覚えのない声がした。
あなた

へっ?

「ひとりかい?」
あなた

えっと…

「一緒に遊ぼーや」
あなた

む、むりです…

「ええやん」


あなた

ヒッ…

おじさんはポッケから小さめのカッターを取り出した。


「おいで?」
あなた

い、いやや…

「可愛がってやるから」
あなた

いやや…

嫌やけど…怖くて…

足が動かへん…


サイバ
何しとんねん
あなた

サイバ…くん…

「誰や」
サイバ
俺?こいつの彼氏や。
「嘘やろ。嘘バレバレやで。そー言って騙すんやろ?ww」


そう言っておじさんはカッターの刃を


カリカリカリと出して


サイバくんに向けて走り出した。
あなた

サイバくん!!!!

サイバくんは見事に避けたけど



ビリッ



服が破けてしまった。
サイバ
余裕やこんなんww
サイバくんはグーの手でそのおじさんを殴った。







「くっそ…覚えとれよ」


そう言っておじさんは逃げた…。

あなた

サイバくん…

サイバ
あーぁ服破けてもーたw
そういってクシャッと笑った。




かっこええ…。
サイバ
大丈夫やった?
あなた

あ、うん…ありがとな…

サイバ
大丈夫やで!でも…。

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